ガマ腫の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
6年ほど前からガマ腫ができて口腔外科で手術をしてもらっても再発する為、漢方薬で根本的に治していきたいと来店されました。
目のアレルギーもあり朝起きると目やにが多く、アトピー性皮膚炎もあり顔・腕・膝の裏側に紅斑が見受けられます。
また、胃腸が弱く胃が痛くなる事があり、体が疲れやすくふらつき、立ちくらみが酷い時があるとのことでした。
39歳 女性
中国医学的には『脾虚湿生』、『湿熱停疎』の状態と考えられます。その為、胃腸の消化吸収をよくしてくれる漢方、体に溜まっている「熱」・「湿熱」をとってくれる漢方をお渡ししました。
すると1か月ほどでガマ腫はかなり小さくなり大変喜ばれております。また、同時に目やにが多かったのも良くなり、アトピー性皮膚炎の炎症も良くなってきていますという報告を受けました。
さらに胃腸の消化が悪く胃もたれや胃痛が良く起きていた状態も改善されて体調がとても良いそうです。その為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学ではガマ腫は体の余分な老廃物を取っていく事で改善してくることがあります。S様の場合はアトピーと目やにも気になっていましたがこちらも今回の漢方でよくなりました。色々な病気の原因が同じ場合、一つの方法で色んな病気をよくしていくことを『「異病同治(いびょうどうち)』と言います。
中国医学ではこれはよくあることです。体の病気は繋がっている事が多いです。その為、体全体を見て何処に原因があるかを見れば少ない労力で色んな病気が良くなる事が良くあります。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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